亀のトレッキング
爽快なカナディアンロッキー (2010/8/7:初日)
初日の移動の様子です。
例年は駅まで車で送ってもらって、そこからJRの各駅停車とエアポート成田を乗り継いで行ってました。でも今年は、私鉄の駅近くに駐車場を借りているので、そこに車を置いて一駅だけ電車に乗り、そこから空港バスというパターンにしてみました。送ってもらわなくても良く、帰りも自力で帰れるので気が楽です。
でも、夏の大荷物を持っての移動は大変です。山歩きがメインだと自然と荷物が多くなり、また、カナディアンロッキーだと、冬の丹沢とほぼ同じなので、着る物も多くなります。バス乗るまでは、暑くて大汗でした。バスは、昼間の移動だったので、千葉方面の海水浴やディズニー渋滞に巻き込まれることなく、ちょっと早めに成田空港へ到着しました。
今年はANAでなくエアカナダでしたが、いつもと同じ成田空港第一ターミナルのサウスウイングでチェックインです。この日の成田空港第一ターミナルのサウスウイングは、流石にお盆前のピークシーズンということもあり、少しだけ混んでました。チェックインカウンターもスターアライアンス・ゴールド専用でなく、エアカナダのチェックインカウンターでした。でも、エアカナダのチェックインカウンターは、エコノミーは少し並んでましたが、ビジネスはすぐにチェックインできました。
シートはフロントローの1Aでした。通常、1AはVIP専用で一般人には開放されません。VIPがいなかったのか、またはエアカナダはシートの運用が違うのでしょうか。でも、1Aと言ってもエアカナダは2クラス運行なのでファーストでなくビジネスの扱いです。
今年のエアチケットはANAの特典で取りました。当然、この時期のビジネスを抑えるのは簡単ではないので、予約開始と共にちょっとだけ技を使いました。その時点で、シートは1Aとなっていたのですが、他社の特典航空券の場合、前方窓側というような指定しかできないので、とりあえず1Aとなっていることがあるので、今回も同じだと思ってました。ちなみに今回の旅行は、全てフロントローのVIPシートでした。セキュリティチェックは、エアカナダを使った場合でも、優先レーンを使えたので待たずに通過できました。
今回、自動化ゲートの登録をしてみました。
成田の第一ターミナルのサウスウィングの場合、登録は右端の出国窓口で行っていました。空いていて、また、事前にHPからダウンロードした書類に記入を済ませて行ったので、あっという間に終わりました。
本来は自動化ゲートを使うと出国スタンプはなしなのですが、成田の場合は有人の自動化ゲート(?)と言うのがあり、そこを使うと自動化ゲート通過後に係官がスタンプを押してくれます。私はスタンプもほしかったので、当然、そのゲートを使いスタンプを押してもらいました。
成田の場合、出国が混んでいることは少ないのですが、帰りの入国がタイミングによっては混んでいることがあるので、登録してあると最初の頃のETCと同じように有効な気がします。
免税店は興味がないので、ANAラウンジに直行して、先ずは、てんぷらうどんです。ここにはヌードル・バーがあり、うどんと蕎麦が選べ、それぞれ、てんぷらと山菜がオプションで付けられます。試したことはありませんが、てんぷらと山菜は両方、一度に頼むことができるみたいです。個人的には、蕎麦はざるが好きなので、いつもてんぷらうどんを食べてます。蕎麦も食べたことがあるのですが、汁もうどんに合っているような気がしました。
エアカナダでもANAラウンジです。シートの名前はエグゼクティブ・ファーストというたいそうな名前が付いてますが、あくまでビジネスなので、ANAファーストには入れません。
ちなみに、てんぷらうどんは、ANAラウンジでもANAファーストでも同じものが出ます。
うどんの他にもスープ、サンドイッチ、お寿司とビールを頂きました。スープ、美味しかったです。
この後、シャワーを浴びて、マッサージチェアーで身体をほぐしました。ここのマッサージ・チェアーは絶品です。
エアカナダのビジネスシートです。フラットになりますが狭いです。あと、ちょっとでこぼこ感がありました。
飛行機はB777-200LRだと思います。B777-300ERだったかも知れません。奥の窓に張り付いているのはハンディGPSです。
飛び始めて、ウェルカムシャンパンと温かいナッツが配られた後、直に晩ご飯が始まります。今回も和食にしてみました。先ずは前菜です。
雰囲気も味もANAとよく似てます。美味しかったです。
メインディシュです。
アルバータ牛の和風ビーフステーキでした。あまり牛と言う感じがしませんでした。味噌汁は美味しかったです。
到着前の朝ごはんです。
頼んだのは和食ですが、フルーツとパンが付いてきました。
きのこ粥に和風のおかずが付いてました。
成田からバンクーバーの飛行ルートです。
正に大圏航路で、この向きから見るとほぼ真っ直ぐに最短距離を飛んでます。でこぼこしているのは、ハンディGPSの誤差ではなく、本当にでこぼこ飛行してます。大きな積乱雲でも避けているのでしょうか。
バンクーバー空港国内線のメイプルリーフラウンジの入口です。
カナディアンロッキーをイメージしているようです。
メープルリーフラウンジで頂いた昼食です。
国内線もビジネスだったのですが、エアカナダの場合、短距離線は食事が出ないと言うことだったので、ここで食べて行きました。最近、ラウンジで提供されるのはサラダ(野菜スティックの場合もあり)とスープが流行りみたいです。
メイプルリーフラウンジからの眺めです。
どこのメイプルリーフラウンジも見晴らしがよく、空港内が見渡せるので面白かったです。
バンクーバーからカルガリーまで乗ったエンブラエル 190です。
小さな飛行機なのですが、ビジネスのシートは左1列、右2列の3列なので、割と広々してます。但し、頭上の荷物入れはとても小さいので大きな荷物は持ち込めません。この飛行機は、初めて乗りました。ちいさくて、かなり昔に乗ったYS-11のような雰囲気がありました。
バンクーバーからカルガリーの便で出た昼食です。
量は少ないのですが、ビジネスの場合は昼食が出るようです。
このコース、カナディアンロッキーがよく見えるはずなのですが、ずっと雲の上で、残念ながらほとんど何も見えませんでした。
バンクーバーからカルガリーまでの飛行コースです。
カナディアンロッキーの上を飛んでました。行きはだめでしたが、帰りは景色が堪能できました。
カルガリーへのランディングです。
いつもは、着陸前の合図でハンディGPSはOFFにするのですが、このときはCAさんが消さなくて良いと言ってくれたのでランディングのTrackが取れました。このCAさん、ちょっと怪しいところもありますが、ほぼ完璧に日本語をこなしてました。日本便に搭乗することもあるそうです。また、先週まで日本に遊びに行っていたと言ってました。でも、フランス語のアナウンスは、英語なまりでした。
初日にケンモアで宿泊したドレイク・インです。ボウ川の支流沿いにあります。
翌日のアシニボインへの移動が一番楽なのがケンモアでした。なのでそこに泊ることにして、エクスペディアで一番安い宿を捜したところ、ドレイク・インがヒットしました。ちょっと古いのですが、しっかり掃除されていて、特に不具合もなく、普通に泊れました。値段の割にはよかったです。
ドレイク・インの部屋の様子です。
大きなキングサイズのベットが2つありましたが、さらに荷物を広げるスペースもありました。翌日にアシニボインへ行く時は、ヘリコプターでの移動となり、荷物の量が制限されるので、そのための荷造りを行いました。
今回レンタルしたジープ・コマンダーです。
今回は久し振りにハーツを使いました。ゴールドデスクで免許証だけ提示して簡単にチェックアウトを済ませ、車はシボレーとジープのどちらにするか聞かれたので、てっきりジープはチェロキーだと思いジープにすると答えて鍵をもらいました。その鍵を持って、教えてもらった方へ車を捜しにいったのですが見つかりません。なので、リモコンキーを操作して車に合図させたところ、こいつが反応しました。大きかったのでちょっと驚きです。最初に申し込んだ時には、チェロキーだったのですが、家に帰って確認したところ、後でメールで来た契約書にはコマンダーと書かれてました。多分、シボレーもトレイルブレイザーでなくてタホが出てきたと思います。近くにはトレイルブレイザーはなく、見たことのない大きいのがありました。
でも、この車には、カーナビ、衛星ラジオ、バックモニターが付いていて、とっても使いやすかったです。確かに巨大でしたが、カナダでは、バンフの街中も含めて、ほとんど気になりませんでした。また、不人気なためかとっても安く借りられました。円高の影響もあり、保険、税金等を全部こみで1週間+1日の8日間借りて4万円弱でした。
ケンモアの町の様子です。
小さな町なのですがサマーシーズのためか、かなり賑わってました。最初、車で行ったのですが停める所が見つからず、宿に戻り歩いて行きました。街中の本屋でこれから回る場所の地図を3種類買いました。
晩ご飯は、ドレイク・インに併設されているパブ兼レストランで食べました。そこで地ビールを飲みました。
マイクロ・ブリューワリーはエールが多いのですが、これもそうでした。一日の終わりに、とっても美味しいビールを頂きました。
晩ご飯はバッファロー・バーガーでした。
バッファローは2回目なのですが、今回もまたしっかり牛肉の味がして旨かったです。